PX200E – リアドラム交換

スポンサーリンク
オートバイ

最近ブレーキの効きが悪くなってっきたPX200E。
数年前に店に預けたとき、ドラムそろそろ交換した方が良いねーとは言われており、そのうち交換しないとなーのそのうちが数年経ってしまい漸く交換に踏み切る。

純正を国内、SIPで探してみたが欠品中だったので評判悪くないF.A. ITALIAのものを調達することにした。

PX200Eのリアドラムは2種類存在しており間違わないように確認が必要。
自分のものはOEM#が 235940 - 2427724 - 2427721 (PIAGGIO) のものが適合。

Brake Drum PIAGGIO, rear for Vespa T5 Ø innen 150 mm for open 10″ rim inner oil seal Grade C – low-priced repairs | SIP-Scootershop

 

国内で購入。直ぐに届く。

外した旧ドラム。
結構削れており、2mm近く減ってるかな?

前回ドラムを開けてから3,225km走行していた。
ブレーキカスはそこそこ溜まっていた。
それよりもハブナットを95N/mで締め込んでいたのだけど、なんだか緩くなっていた感じがし今回は100N/mで締め込んで様子をみることに。

SIPのブレーキシュー、環境に優しい素材とかだったかな?
効きは普通。少し物足りなさもある。

タイヤを外したついでに前回チャンバー取付時にボルトのネジ山が潰れていたので新品に交換。
ワッシャーも純正を取り寄せてみたら明らか厚さが異なる。旧い方(上)はワッシャーがひしゃげてるのでこのワッシャーの厚さは大事なんだろうなと勉強になる。

ボルト入れ替え。
よく見るとチャンバーのステーにSIPの刻印があったんだ。

新品ドラム。旧と比べるとどんだけ削れていたかが良く分かる。

純正に比べると作りは劣る。このピンの処理が汚い。純正はこのピンは無い。

ブレーキシュー当たり面をヤスリで少し擦っておく。

ブレーキシューもヤスリで少し擦り、ブレーキカスの掃除をしてから新ドラムを嵌める。
未塗装と書いてあった気がするが、素材がアルミだと思うので錆は大丈夫かな?

タイヤホイールを戻す。
今回ドラムとタイヤホイールが合体した状態で外してみたのだけど、この方法で外すと2.5Jのホイールでも簡単に外せることが分かった。
ただタイヤ交換のみの場合はハブナットの締め付けトルク(車体を押さえ付けるのがかなり大変で)を考えるとホイール単体で外した方が作業は楽かもしれない。

ハブナットを100N/m、ホイールを25N/mで締め込み、割りピンを通してからキャップをして完了。

ワイヤー調整はドラムに厚みが増えたお陰でそれほど引っ張らずともいい位置に合わせることが出来るようになった。これだけでも交換した価値あり。

交換と調整を済ませて試乗したところ、嘘のように良く止まるようになる。
フロントの効きは問題無いが放浪前に掃除とガタのチェックはしておいたほうが良さそう。ハブナットが緩かったら大変なことになるので。

コメント

タイトルとURLをコピーしました