久々にBキャブのセッティング。
サンダージェットを組んであるので、お約束の虎の巻を先ずは確認する。
2500-3000rpmで谷が出来てしまっているので、そこの解消をする。
セッティングは、PJ 1-1/4戻し、IMJ .028、MJ .074、AB .070、TJ 145 となっている。
虎の巻によるとこの回転域はMJとABの領域となっているので、そこを合わせていく。
ABを.066まで落として見たが変化ないので、MJ .078まで上げてみると谷が解消したが、今度は3000rpm以上でガス欠の様な症状になり、プラグは真っ白。
そこで、今度はAB .068、TJ 155に変更してみるとガス欠の様な症状は解消されたが、未だガスが薄そうで、3000rpm付近でキャブからパスパス鳴る。
更にABを.072まで上げて様子を見てみたが、変化なく次はMJを.080まで上げて様子を見てみることにする。
今日のセッティングは、PJ 1-1/4戻し、IMJ .028、MJ .078、AB .072、TJ 155で虎の巻を大分逸脱しているが、虎の巻は最初の基準なので気にしない。
AIR BLEED
The Air Bleed is an air passage connected to the Main Jet emulsion tube that allows air to mix with fuel before it is pulled into the carb throat. You may find now that you’ve increased the Low Speed jet size, the engine responds better off idle, but now has a stutter or hesitation (flat spot) as the rpm rises to a level that recognizes the carb’s Main Jet. With the stock sized (.042) Air Bleed, fuel starts being pulled through the Main Jet at a relatively low rpm, causing this rich condition. By increasing the Air Bleed size, you are in effect raising the rpm level needed to draw more fuel from the Main Jet. Simply, it allows for increased rpm before fuel is drawn from the Main Jet, in order to correct a rich fuel overlap from the Low Speed to Main Jet circuit transition.
Now you can tune the Main Jet in at a higher rpm level, when the engine will want (and need) more fuel. This circuit can also help you manipulate problems you may be experiencing with certain hydraulic lifter camshafts, exhaust systems and other components. These components might not allow the engine to carburet very well in the middle of the scale. The air bleed allows you to remove some of the fuel volume when the requirement is low. Other circuits are used to compensate for any demand. Keep a good selection of these on hand to tune for best power.
エアブリードは、メインジェットのエマルジョンチューブに接続された空気通路で、キャブのスロートに引き込まれる前に空気を燃料と混合することができるようにします。ロースピードのジェットサイズを大きくすると、エンジンのレスポンスは良くなりますが、回転数がキャブのメインジェットを認識するレベルまで上がると、吃音やためらい（フラットスポット）が発生することがあります。純正サイズ（0.042）のエアブリードでは、比較的低い回転数でメインジェットから燃料が抜け始め、このようなリッチな状態になってしまいます。エアブリードのサイズを大きくすることで、メインジェットからより多くの燃料を引き出すために必要な回転数を実質的に上げることができます。つまり、低速からメインジェットへの移行時に発生するリッチな燃料の重なりを修正するために、メインジェットから燃料を吸い上げるまでの回転数を上げることができるのです。
これにより、エンジンがより多くの燃料を必要とする高回転域で、メインジェットのチューニングを行うことができます。この回路は、特定の油圧リフターカムシャフト、排気システム、その他のコンポーネントで発生する問題の解決にも役立ちます。これらの部品は、エンジンが目盛りの途中であまりうまくキャブレターができないかもしれません。エアブリードは、要求が少ないときに燃料量の一部を取り除くことができます。その他の回路は、あらゆる要求を補うために使用されます。ベストなパワーを得るためのチューニングのために、これらをうまく選択しておいてください。
AIR BLEEDのサイズを上げれば、MJの効きを遅らせることができるということか？
MJの効きが早すぎるのを補正する意味がありそう
MJの効きが遅いのがフラットスポットを生んでそうなので手持ちの最小ジェット.062を入れて様子をみることにする。
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