55,000km走行を過ぎたあたりから何となく坂を登っていかない、パンチが弱くなった、オイル臭がするという状況になってきたセロー。
ブローバイが増えてオイル臭がし始めてるんじゃなかろうかとピストンリングの交換を実施。
シリンダー引っこ抜いてリングを確認してみたら、オイルリング完全に固着している状態でレールもなんだか張力がなくなっている感じ。
トップ、セカンドは良好な感じだったけど、ピストンリングはセットで販売なので全部交換を。
シリンダー内壁のクロスハッチはばっちり残っていた、恐るべし鍍金シリンダー。
前回シリンダーを抜いてから1年20,000km走っているが、ガスケットは張り付きもなく綺麗に剥がせたので、ガスケットの劣化は距離ではなく年数の方がダメージでかくなる?
微妙なガスケットカスの掃除ははKTCのセラミックスクレーパーが秀逸で愛用。
組み上げてエンジンは無事始動。雨なので試走は明朝。
バラしながら見つけた不具合は次回修繕することに。
1. ロッカーアームシャフトが恐らく振動で外に出っ張ってきていた
2. シリンダー貫通ボルトのネジ山の状態が悪くなっていた
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